オープンして思うこと

オープンして本日で4日目ですが、やっぱり店頭販売は良いですね。ネット販売ももちろん整備をしていきますが、やっぱり製品についてや、ヴィンテージの歴史背景などをおしゃべりして購入していただくのは、販売員としては非常にうれしいかぎりです。

ヴィンテージ商品は、古い文献や歴史背景、その他デザイナーの好きなものまで調べてみると、デザインができた成り行きが見えてきます。子供の頃から勉強は嫌いでしたが、歴史は好きで「なんでも鑑定団」が毎週の楽しみでした。

最近は見てませんが、よく勝手に鑑定予測していたものです。古いおもちゃ、陶器、掛け軸などの骨とう品は本当に奥が深いです。あれに出てる鑑定士ってどこであんな知識ついたのか・・・。興味があることへの探求心を大人になってからでも持ち続けるって大切ですね。

このMADE IN JAPAN感の漂う急須はなんとMADE IN FINLAND日本から遠く離れた北欧で1955年から数年間作成されたものです。北欧食器ブランドの大手、アラビアのGA-3というモデルです。ウラプロコッペという当時のアラビアで一番のデザイナーの作品です。

当時いかに日本や中国の陶器文化が他国からみたら、魅力的に見えていたのかを象徴した作品と思います。日本の陶器からインスピレーションを受けてこのモダンな急須は生まれたことを考えると、日本のモノ作りの素晴らしさを再認識できますね。

本当に良いデザインだわ。